Box/Line Reduction
何ができるか
行(または列)である数字の候補がすべて同じブロックに集中しているとき、そのブロック内の他の行(列)のセルから候補を除外できるテクニックです。セル自体は確定しません。候補を消すテクニックです。
なぜ除外できるか
図の例では行5を確認すると、3の候補メモが5行4列と5行5列にだけ残っているとします。いずれも中央ブロック(行4〜6、列4〜6)内に収まっており、3は行5ではこの中央ブロックのどこかに必ず入ります。よって同じブロック内の他の行のセル、たとえば4行4列や6行5列には入らず、候補から除外できます。
成立例: 行5で「3」の候補メモを見る場合:
不成立例: 行3で「3」の候補メモを見る場合:
ある行(または列)を見たとき、特定の数字の候補セルがすべて同じ3×3ブロックに 収まっていたとします。その数字はそのブロック内のこの行(列)のどこかに必ず入ります。 そのため、同じブロック内でその行(列)以外のセルからは、 その数字の候補を安心して消すことができます。
大事なのは、消される側のセルが最初から消えていたわけではないことです。 行だけ・列だけ・ブロックだけではまだ候補として残っていたセルでも、 行や列を見て「候補がこのブロックに集中している」とわかった瞬間に、初めて消せるようになります。
アプリでは候補メモで候補を小さく書いておくと、どのセルに同じ数字が残っているかを追いやすくなります。 Box/Line Reduction は、そのメモを行や列から見直してまとめて消すテクニックです。
このテクニックは、Pointing Pair とよく似ています。
Pointing Pair は「ブロックの中で候補が1行(列)に集まる → その行(列)のブロック外から消す」です。
Box/Line Reduction は「行(列)の中で候補が1ブロックに集まる → そのブロックのほかのセルから消す」です。
見る向きが反対なだけで、やっていることはよく似ています。
名前は少し長いですが、「行や列を見てわかったことを使って、ブロックの中の候補を減らす方法」と考えれば大丈夫です。
手順
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1
盤面に入力済みのメモを確認し、注目する数字と行を選びます。ここでは行5の「3」のメモを見ます。行5では列4・列5にだけ「3」のメモが残ったとします。
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2
行5の「3」のメモがすべて同じブロックに収まっているかを確認します。この例では5行4列・5行5列がどちらも中央ブロック内にあります。
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3
中央ブロック内で、注目した行以外のセルにある「3」のメモを消します。この例では4行4列・6行5列のメモを消します。
練習のコツ
Box/Line Reduction は、行や列を見ているときに見つかりやすいです。
「この行では、この数字はどこに入るかな?」と考えながら候補を見ていきましょう。
候補が2〜3か所にまとまっていたら、そのセルが同じブロックに入っているかを見ます。
Pointing Pair とセットで見るのもおすすめです。
先にブロックを見て Pointing Pair を探し、そのあとで行や列を見て Box/Line Reduction を探すと、見つけやすくなります。
どちらもすぐに数字を書くための技ではなく、候補を消すための技です。
同様にほかの行や数字についても確認して、Box/Line Reduction が使える箇所を探しましょう。
消す向きをまちがえる
Box/Line Reduction は、行や列を見てからブロックの中を消すテクニックです。
ブロックから外へ消すのは、Pointing Pair です。
候補が1つのブロックに集まっていない
候補が2つ以上のブロックに散らばっていたら、このテクニックは使えません。
候補を見つけたら、どのブロックにあるかもいっしょに見ましょう。
消す場所を広げすぎる
消せるのは、同じブロックの中で、注目した行や列に入っていないセルだけです。
注目した行や列のセルや、ブロックの外まで消してはいけません。